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ホームページの保守管理はやらないとどうなる?保守の方法と、委託した場合の保守費用の相場

ホームページの保守管理はやらないとどうなる?保守の方法と、委託した場合の保守費用の相場

自社のウェブサイト(ホームページ)の制作が完了した後、
「ウェブサイトを公開したら、あとはお客様から問い合わせを待つだけ!」と放置するケースが珍しくありません。

しかしウェブサイトを放置してもなかなかアクセスが増えず、
また保守を怠りセキュリティリスクが高まる結果、SEOの順位も下がる可能性もあります。
そのため、ウェブサイト公開後の定期的なメンテナンス(保守運用)は必要不可欠です。

Umi Designでは
「Webサイトは公開して終わりではなく、公開してからがスタート」と考えています。

この記事では「ウェブサイトの保守運用が必要な理由」と「具体的な保守の方法」「保守を外部に任せる場合の費用」について解説します。

目次

ウェブサイトの保守運用をしないと何が起こるか

セキュリティを自分の手で守っている様子

ウェブサイトを運営する上で「保守運用は必要なのか?」と疑問に思う方も多いと思います。
しかし、ウェブサイトの保守運用を行わないと、以下のような問題が発生することがあります。

ウェブサイトが突然見られなくなる

今まで問題なく閲覧できていたウェブサイトが突然表示できなくなる可能性があります。
原因としてはドメインやレンタルサーバーの期限切れが多いのですが、
原因は様々で特定までの調査と対処にコストがかかってしまいます。

セキュリティリスクが生じる

放置されたウェブサイトは、不正アクセスやハッキングなど改ざんされる可能性があります。
特にWordPressはソースコードが公開されているため、小まめにメンテナンスがされていないと、悪意のある第三者から攻撃を受ける可能性が高まります。

SEOへの悪影響を与える

検索エンジン最適化(SEO)は、ウェブサイトのランキング向上に不可欠です。
ウェブサイトを更新せず古いままの情報・技術を使用したり、SSL証明書の期限切れなどで安全性が低くなったサイトと判断された場合、
SEOに悪影響を与える可能性があります。

保守運用は具体的に何をするか

セキュリティソフト

契約ドメインの管理

ドメインはウェブサイトのアドレスを示す「住所」で必要不可欠なものです。
ドメインの契約は永久ではなく、契約期間が決まっています。
通常「1年契約」「3年契約」と期間が決まっているため、定期的な確認作業と更新が必要です。

契約サーバーの管理

サーバーはデータを保管し、ウェブサイトを公開するための「土地」で、ドメインとあわせて必要なものです。
サーバーにも契約期間があるため、都度更新が必要となります。

SSLサーバー証明書の更新

SSLサーバー証明書は、Webサイトの運営者の存在の検証と、通信の暗号化を証明するための「鍵(と鍵穴)」です。
こちらも有効期限があり、使用できなくなると情報が守られなくなるため、定期的に更新が必要です。

CMSのバージョンアップ

最近ではWordPressなど、手軽にウェブサイトの作成と更新ができるCMS(コンテンツ管理システム)を使用する企業やサイト運営者が増えています。
CMSでは、見つかったセキュリティの不具合などを修正しているため、定期的なアップデートが必要です。
CMSのアップデートは基本的に画面からの操作で可能ですが、合わせてテーマやプラグインもアップデートが必要で、
それによりサイトの表示が崩れたり動かなくなったりすることもあるため、保守を委託することをおすすめします。

サイト内コンテンツの最適化と質の向上

ウェブサイト内に質の低いコンテンツが見つかった場合、サイト全体の検索ランキングに影響が及ぶ可能性があります。
コンテンツの質が向上すればSEOにおいても検索結果の掲載順位が上昇する可能性があるので、
質の低いコンテンツは削除するか、有益な他のページと統合するなど改善をしましょう。

ウェブサイトの一部に質の低いコンテンツが掲載されている場合に、サイト全体のランキングに影響が及ぶ可能性があります。
そのため、質の低いページを削除する、コンテンツの内容が薄いページを有用なページに統合するか改善する、
または質の低いページを別のドメインに移動することによって、コンテンツの質が良くなり、
掲載順位が上昇する可能性があることをもう一つの具体的なガイダンスとして提示しています。

出典:Google 検索セントラル

ウェブサイトの保守管理を自社でできるか。制作会社に任せる場合の保守費用の相場は?

自社でオンラインセキュリティ対策

ウェブサイトの制作実績があり運用保守の知識がある場合は、自力で対処できるかもしれません。
ですが実際にウェブサイトを運用すると、さまざまなトラブルが発生します。
上で挙げた保守運用の対策もすべてではなく、ごく一部です。
そのため専門外の場合は、Webの知識がある外部に委託することをおすすめします。

制作会社に保守を任せた場合の費用相場

ウェブサイト保守の相場としては月額5,000円から50,000万円程度で、
一般的な保守費用は月額10,000円〜20,000円が多いです。

(「ホームページ 保守費用 相場」で検索すると同様の結果が表示されます。)
ただしウェブサイトの規模や機能、更新頻度や保守契約プランによって異なるため、正確な金額は制作会社との相談が必要です。

契約プランによる費用の違い

制作会社によっては、複数の契約プランが用意されています。
たとえば、基本プランでは定期的なバックアップやサーバー・ドメイン・SSLの維持管理のみ含まれる場合もありますが、
上位のプランではコンテンツ内容の更新やSEO対策などが含まれることがあります。
契約する際には、自社のニーズに合ったプランを選択することが重要です。

まとめ

ウェブサイトの保守は、ビジネスの成功に欠かせない要素です。

制作会社に依頼する場合は、費用や内容を事前にしっかりと確認し、適切な契約を行うことが重要です。

UmiDesignでも静的サイトやWordPressを利用したウェブサイト制作実績があり、制作後の保守も行っています。
制作・保守でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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