【2025年12月】Facebook外部リンクが月2回に制限?経営者が取るべき対策

2025年12月Facebook外部リンクが月2回に制限

「またFacebookのルールが変わったのか……」

経営者や店舗オーナーの皆様、そんな溜息が聞こえてきそうなニュースです。

2025年12月、Meta社(Facebook)が一部の国で開始した「Facebookから外部リンク投稿を月2回に制限する」という衝撃的なテスト。

これは単なる噂ではなく、主要メディアも報じている極めて現実的な「警告」です。

これまで当たり前のようにブログのURLを貼り、集客の窓口として使ってきたFacebookが、今、その扉を閉じようとしています。

なぜ、彼らはこれほどまでに強硬な姿勢を見せるのか。

そして、私たちのような経営者・事業者は、この厳格なルールにどう立ち向かうべきか。

今回のFacebook(Meta社)の意図、ユーザーへの影響、対策など、わかりやすく解説します。

目次

Facebookの「鎖」がより強く。外部リンク月2回制限の裏にあるMetaの真意

Metaの広報担当者はメディアの取材に対し、以下のように明かしています。

“This is a limited test to understand whether the ability to publish an increased volume of posts with links adds additional value for Meta Verified subscribers,” 

TechCrunch

以下「超」意訳。

「『リンクをたくさん貼れる権利』を、お金を払ってでも手に入れたいと思う人がどれくらいいるか、テストしているよ」

実は、Facebook上の全閲覧数のうち、外部リンクを含む投稿の割合は2022年の9.8%。現在ではわずか1.9%まで低下しています。

この数字は一見、リンク投稿に価値がなくなったから低くなったように見えますが、違います。

以前からMetaは「外部への流出(リンク)」をアルゴリズムで厳しく制限し、ユーザーをプラットフォーム内に「囲い込む」戦略を徹底してきました。結果としてリンクが希少な存在になったのです。

そして今、彼らはその「制限された枠」を有料で販売する(無料ユーザーにはリンクを制限し囲い込みを行う)という、極めてドライなビジネス判断を下そうとしているのです。

集客を必要とする事業者に対して「場所代」を求める。

これが、現在のMetaが描いているシナリオと言えます。

【例】地域密着の工務店を経営するS社長のケース

例えば、注文住宅を手掛ける工務店のS社長のケースを想定してみましょう。

S社長は週に3回、完成見学会の告知やブログをFacebookに投稿し、そこから年間数棟の受注を得ていました。

しかし、今回の「リンク制限」が導入されれば週3回の告知は不可能。

「月2回」と激減するリンク枠をどの投稿に使うか悩み、集客数は目に見えて減少するでしょう。

S社長は「月数万円払ってMeta認証を受けるか、Facebookでリンク貼るのを諦めるか」という二択を迫られることになります。

しかし、これは本当の意味での「二択」ではありません。

どちらを選んでも、Metaの掌の上で踊らされていることに変わりはないからです。

今回の対策として、Facebookのコメント欄に外部URLを貼るという手法があるようですが、有効ですか?

短期的には可能ですが、長期的には推奨されません。

確かに現在は、投稿本文に直接リンクを貼るよりもコメント欄に貼る代替案があると言われています。
ですが、AIは「詳細はコメント欄へ」といったような誘導文句や投稿直後の自己コメントなどをセットで解析可能です。
この「隠れリンク手法」が検知されると、制限やペナルティになる可能性が高いです。

過去にも「いいねベイト」など、こういったユーザーの裏技を潰してきた歴史があります。
「コメント欄という抜け穴」を放置し続けるメリットは、Meta社にはありません。

SNS運用のメリットと、目を逸らしてはいけない「依存」の代償

もちろん、Facebookを活用すること自体には依然としてメリットがあります。

しかし、その裏にあるデメリットを認識しなければ、ある日突然集客の柱が折れる、ということです。

事業者が直面する「光と影」

Facebookを利用するメリット

  • ターゲット層(30代〜50代)に厚く、実名制ゆえの信頼感がある。
  • すぐに見てもらいやすく、拡散されれば爆発的な認知を得られる。

Facebookを利用するデメリット

  • 今まで使えていた無料機能が、突然有料になってしまう。
  • アルゴリズムがブラックボックスで、理由がわからないまま表示されにくくなるリスクがある。
  • プラットフォームの規約一つで、ビジネスに急ブレーキがかかる。

最初は、使いやすいものを無料で使わせて利用者を増やす。

「Facebookがないとだめ」と依存させたところで「これからは有料」と突きつける。

プラットフォームのビジネスとしては合理的です。

ですが、ユーザーの視点に立てばこれほど不安定なものはないでしょう。

【比較表】あなたの会社が取るべき「未来への投資」

この状況下で、経営者が選択できる道は3つあります。

それぞれのコストとリスクを冷静に比較してみましょう。

対策Meta認証(課金)に頼る小手先のSNSテクニック(コメントに外部URL)自社ブログ×リスト構築
即効性高い(リンクが貼れる)短期ではある緩やか(時間はかかる)
月額コスト数千円〜数万円(上昇リスク有)低(ただし社長の時間が溶ける)サーバー代程度(月数千円)
資産性ゼロ(他人の土地)ゼロ(流れて消える)極めて高い(自社の資産)
将来の不安今後もルール制限のたびに振り回されるすぐ通用しなくなる恐れ。プラットフォーム不問の安定感

賢明な経営者が今すぐ着手すべきは、言うまでもなく「右側」の戦略です。

「脱・プラットフォーム」を実現する、直伝の3ステップ

Facebookを完全に捨てる必要はありません。

しかし、その役割を「集客の主役」から「窓口の一つ」へと変更し、自社でコントロールできる領域を広げる必要があります。

1. Facebookは「名刺」と「挨拶」の場と割り切る

「月2回」という制限があるのなら、無理にリンクを貼ろうとせず、Facebook内での信頼構築に徹します。

社長の想いや、現場の熱量だけを伝え、リンクの代わりに「続きは自社サイトへ」という導線を(リンクなしで)作ります。

2. オウンドメディアを「情報の要塞」にする

検索エンジン(Google)から直接人が来る状態、あるいは「あの会社のブログなら読む価値がある」とブックマークされる状態を目指します。

自社サイトに良質なコンテンツを蓄積することは、Meta社にお金を払うのとは違い、「未来の広告費を削減する投資」になります。

3. 究極の防衛策「リスト(メルマガ・LINE)」への誘導

Facebookでリンクが貼れないなら、プロフィールや特定の投稿から「公式LINE」や「メルマガ」に登録してもらうことに全力を注ぎます。

一度リストに入ってしまえば、Meta社が今後、どんなに意地悪なルール変更をしようとも、あなたは顧客に直接メッセージを届けることができます。

【最後に経営者様】その一歩が、数年後の「明暗」を分けます

「外部リンク制限」のニュースを見て、もしあなたが「面倒だな、どうにか回避する方法はないかな」とだけ考えたなら、少し危険かもしれません。

今のMeta社の動きは、氷山の一角に過ぎないからです。

今後、SNS上の制限はさらに厳しく、そして「有料化」の波はFacebookに限らず他社でも波及していくでしょう。

「他人の土俵で戦い続ける消耗戦」を、いつまで続けますか?

ここまでお読みいただき、溜息をつかれたかもしれません。

「自社サイトを育てるなんて、何から始めればいいんだ」
「リスト構築なんて、うちの業種でもできるのか」
「Web集客に時間を奪われ、本業が疎かになっては本末転倒」

おっしゃるとおりです。

社長は自社の未来のビジョンを描くことに集中し、面倒な設計や刻一刻と変わるSNS対策は、信頼できるWeb集客会社に任せましょう。

Umi DesignでもWeb集客戦略の施策を行っております。

もし、今の運用に限界を感じ、自分だけの「揺るぎない城」を築きたいと願うなら、まずは一度現状をお聞かせください。

あなたの業種や規模に合わせた、プラットフォームに左右されない「守りのWeb戦略」を一緒に描きましょう。

明日にはまた新しい制限が発表されるかもしれません。手遅れになる前に、今この瞬間に舵を切る。それが経営者としての、最も価値ある決断です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

Umi Designの技術・改善担当。
システムエンジニアとして活動しながら、制作の裏側を支えています。主に既存サイトの調査やSEO・技術的な改善を行っています。

目次