集客のプロが絶対にやらない!あなたの時間とお金を浪費させるNG集客法5選

集客のプロが絶対にやらないNG集客法

「ホームページを作ったら、勝手にお客さんが来ると思っていた」

「SNSもブログも頑張ってみたけど、なぜか問い合わせにつながらない……」

毎日忙しい業務の合間を縫って、慣れないパソコンに向かい、必死に集客をしようとしているその努力、頭が下がります。

ですが、もしその努力が「穴の開いたバケツに水を注いでるような状態」だったらどうでしょう?

実は、以前ご相談いただいたある塗装会社の社長もそうでした。

「立派なサイトを作れば売上が上がる」と信じて数百万を投資したのに、半年経っても問い合わせはゼロ

あの時の社長さんの、不安な表情は今でも忘れられません。

だからこそ、私はあなたに同じ思いをしてほしくないんです。

今日は、Web集客の現場で私が数え切れないほど見てきた

「プロなら絶対手を出さない、時間とお金をドブに捨てるNG集客法」を5つ、お話しします。

この記事を読み終える頃には、あなたの肩の荷が少し降り、「明日から何をすべきか」が明確に見えているはずです。

目次

【NGその1】「誰でもいいから来てほしい」と考えてしまう

うちは良い商品だから、老若男女問わず使ってほしいんです

お気持ち、痛いほど分かります。間口は広いほうが、チャンスが多い気がしますよね。

でも、Webの世界ではこれが命取りになります。

なぜなら、「皆さん」に向けたメッセージは、「欲しい人」には届かないからです。

AIも普及した今、インターネットは情報の洪水です。

その中で、具体的でないふんわりとした言葉は、誰の目にも止まらずスルーされてしまいます。

【解決策】たった一人の「あの人」に向けて手紙を書く

勇気を持って、ターゲットを絞り込みをしてください。

例えば「腰痛に悩む人」ではなく、「デスクワーク歴10年、夕方になると腰が重くて仕事に集中できない30代男性」と決めてしまうのです。

すると、発信する言葉が具体的になりますよね?

「腰痛治療」という看板ではなく、「夕方のあのズーンとくる重み、解消しませんか?」という呼びかけになるはずです。

ターゲットを絞ることは、その他のお客様を捨てることではありません。

特定の誰かに深く刺さることで、結果的に似た悩みを持つ多くの人を惹きつけるのです。

【NGその2】ホームページを「作って終わり」にしている

これが一番多いケースかもしれません。

制作会社に納品されたピカピカのホームページ。よくわからないけどSEOという対策もしてもらった。

サイト公開をしてもらって「さあ、これで安心だ」と満足してしまう。

厳しいことを言いますが、公開した日は「ゴール」ではなく「スタート」です。

お店で例えるなら、内装工事が終わって看板を出しただけの状態。

そこからチラシを配ったり、看板の位置を変えたり営業したり⋯

試行錯誤しないと、お客様は入ってきませんよね。

【解決策】月に一度の「健康診断」を習慣にする

Googleアナリティクスなどの無料ツールを使えば、以下のことが分かります。

  • 何人がサイトに来たのか?
  • サイトを見てすぐ帰ってしまっていないか?
  • スマホとパソコン、どっちで見てる人が多いか?

例えば、「料金ページまでは見られているのに、問い合わせがない」なら、「料金が高すぎる」のではなく「申込みボタンが見つけにくいだけ」かもしれません。

この小さな「気づき」と「改善」の繰り返しこそが、集客できるサイトへの近道です。

まずは月に一度、サイトの数字を眺める時間を作ってみてください!

集客できないホームページに共通する見落としポイント

【NGその3】流行りのSNSに「とりあえず」手を出してしまう

「最近はInstagramが流行っているらしいから、うちもやろう!」

「TikTokでバズれば売れるんでしょ?」

ちょっと待ってください。

そのSNS⋯「あなたのお客様」は本当に使っているでしょうか。

もしあなたのサービスが「企業向けのコンサルティング」だとしたら、ダンス動画が流れるTikTokで集客するのは、はっきり言って砂漠で魚釣りをするようなものです。

貴重な時間と労力を、相性の悪い場所に費やすのはあまりにももったいない。

【プロの解決策】「勝てる場所」に戦力を集中させる

リソース(時間や人手)が限られている中小企業や個人事業主こそ、「選択と集中」が必要です。

まず、自社のお客様が普段どこにいるかを想像しましょう。

  • ビジネス層⋯FacebookやLinkedIn、あるいはGoogle検索。
  • 主婦層向けなら⋯Instagram。
  • お悩み解決系⋯検索に強いブログ(ホームページ)。

あれもこれもと手を広げて全てが中途半端になるより、「うちはGoogle検索(SEO)一本で勝負する!」と決めてやり抜く方が、確実に成果が出ます。

【NGその4】ブログが「社長の日記」になっている

今日は美味しいランチを食べました

社員旅行に行きました!

親近感を持ってもらうために、たまにはこういう記事も良いでしょう。

ですが、こればかり更新していませんか?

冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが、まだ関係性ができていないお客様は、あなたの昼食には1ミリも興味がありません。

お客様が検索エンジンを使うときは、必ず「何か知りたいこと」や「解決したい悩み」があります。

【解決策】徹底的な「Give(ギブ)」の精神で書く

ブログは「アピールの場」ではなく、お客様への「お役立ち情報の提供所」に変えると良いでしょう。

例えば、あなたが工務店なら⋯

×「◯◯様邸の上棟式を行いました」

○「失敗しない!50代からのリフォームで注意すべき3つのポイント

このように、読者が「それが知りたかった!」と思う記事を書くのです。

そうすれば、読者は「この人は詳しいな、信頼できそうだ」と感じ、自然とあなたへの相談(問い合わせ)につながっていきます。

【NGその5】「見た目のおしゃれさ」にお金を使いすぎる

Web制作の打ち合わせで一番盛り上がるのは、やはりデザインの話です。

「もっとシュッとした感じに」「ここのアニメーションを派手に」

こだわりたい気持ち、とてもよく分かります。自分の城ですから、カッコよくしたいですよね。

ですが、集客のプロとして断言します。

デザインが美しいことと、商品が売れることは、全くの別問題です。

どれだけ美しいサイトでも、表示に時間がかかったり、文字が読みにくかったり、必要な情報が薄れてしまうとお客様は3秒で去っていきます。

【解決策】「使いやすさ」と「導線」にお金をかける

予算をかけるべきは、見た目の派手さよりも「お客様を迷わせない工夫」です。

  • スマホ画面でもストレスなく読める文字サイズか?
  • 「欲しい」と思った瞬間に押せる位置にボタンがあるか?
  • 入力フォームは面倒くさくないか?

この自己満足ではない、「おもてなしの心(ユーザビリティ)」こそが、問い合わせ・最終的な売上を左右します。

デザインは「信頼感を損なわない程度」に整っていれば十分。

浮いた予算は、プロによる記事作成や広告など、直接集客につながる部分に回しましょう。

Web広告の費用対効果を最大化する9つのステップ

プロと一緒に、無駄のない「賢い集客」を始めましょう

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

「まさにこれやってしまってた……」

と落ち込む必要はありません。気づけた今が、最大のチャンスだからです。

Web集客の世界は、知っているか知らないかだけで、結果に雲泥の差が出ます。

私はこれまで、多くの経営者の方が「なんとなく」で進めていた集客を見直し、V字回復する姿を間近で見てきました。

あなたの大切な事業資金と時間を、もうこれ以上、効果のない方法に費やしてほしくない。

それが、Web制作のプロとしての私の本音です。

「分かったけど、専門的なことはやっぱり不安だ…」「もう失敗したくない」

そう感じたら、無理をする必要はありません。

私たちは、Web制作や集客の課題を抱える中小企業経営者や個人事業主の方々の不安を解消し、これまで数多くサポートしてきました。

複雑なWeb制作や集客も、あなたの事業に合わせ二人三脚で成果が出るまで伴走します。

まずは、あなたの悩みを私たちに聞かせてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

目次